成人式は、お気に入りの振袖に身を包み、ヘアメイクもきれいにセットした姿で迎えますよね。コーディネートの一部としてアクセサリーを付けたい方も多いかと思いますが、選ぶポイントはあるのでしょうか？この記事では、成人式にふさわしいアクセサリーの選び方やマナーをご紹介します。成人式の1日を気持ちよく過ごすためにも、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

この記事を読むための時間：3分

振袖にアクセサリーを付けてもOK？基本マナーを解説

振袖用のアクセサリーを選んでいたら、ご両親やお祖母様に注意された経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。もともと着物を着ていた時代には、現在のアクセサリーのような装飾品はほとんどありませんでした。そのような時代背景から、着物を着用する際にアクセサリーを身に付けることは、マナー違反とされてきた歴史があります。

しかしファッションの文化は時代とともに変化していくため、着物にアクセサリーを合わせることは、完全に禁止というわけではありません。公的な場で着物を着る際には、アクセサリーをつけないことがマナーだという考えを持つ人がいることを頭に置いて、TPOをわきまえながらアクセサリーを楽しみましょう。振袖をレンタルする場合、お店によってはアクセサリー禁止の場合もあります。これはアクセサリーの金具などが、振袖を傷つけてしまうかもしれないからです。このような場合にはしっかりルールを守って、不要なトラブルを避けるようにしましょう。

成人式の振袖に合うアクセサリーは？

成人式の振袖につけるアクセサリーは、基本的には自由です。しかしネックレスはつけてもあまり見えませんし、振袖を傷つけてしまう危険性も高いので、特別な思い入れがあるネックレスである場合以外には、避けた方が無難です。指輪やピアス、ブレスレットであれば、振袖を着用しているときにも、違和感なく目立たさせることができるのでおすすめです。

成人式でアクセサリーを身につける際のポイント

ここでは、成人式用のアクセサリーを選ぶ際に、気をつけたいポイントを紹介します。

振り袖を傷つけないデザイン

振袖にアクセサリーを合わせる場合には、振袖を傷つけないデザインの製品を選びましょう。ゆらゆら揺れるようなものや尖ったデザインのものは、大切な振袖に引っかかってしまうことがあります。できるだけシンプルな造りのもので、おしゃれを楽しんでくださいね。

上品なデザインを選ぶ

アクセサリー単体に注目して選ぶのではなく、振袖と上手くマッチした、上品なデザインのアクセサリーを選びましょう。振袖のデザインに使われている柄や色と似たものもおすすめです。振袖にはパールもよく似合うので、お母様やお祖母様にパールがついたアクセサリーを借りてみても、思い出になるのではないでしょうか。和テイストのアクセサリーも販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

派手になりすぎないよう全体のバランスを考える

振袖を着た際、垢抜けておしゃれに見せるためには、トータルのコーディネートが重要です。大きなヘアアクセサリーに大きなピアスをつけるとバランスが悪くなってしまいますし、指輪やブレスレットをジャラジャラと重ね付けすると、品がなく見えてしまう場合もあります。周りの人の意見もしっかり取り入れながら、全体のバランスを考えましょう。

まとめ

いかがでしたか。成人式にふさわしいアクセサリーの選び方や、マナーをご紹介しました。昔からのルールでは振袖にアクセサリーはNGという場合もありますが、時代は少しずつ変化してきています。マナーを知った上で、TPOに合わせたアクセサリーを選んだり、臨機応変に付け外しをしたりして、成人式のおしゃれを楽しんでくださいね。